『日本の土 地質学が明かす黒土と縄文文化』 山野井徹著   築地書館(2015)—黒土の意外な過去

この本を読んだきっかけ お庭の土って、家を建てた後だから、掘り起こされてどこも同じようなものだと思われそうですが、場所によって結構違っていて、どんな植物を植えたらいいかを土質の面から考えることもあると思います。といっても、私の場合は粘土質か…

『盆栽の誕生』依田徹著 大修館書店  —歴史を探って見える、盆栽の自由な可能性

節分が過ぎて、少しずつ日が延びてきたのを感じますね。 この寒さの中で花を咲かせる植物の中でも、 わたしが特に好きなのはロウバイです。 この花びらの透き通るような色・・! 満開になるとあたりに良い香りが漂います。春が待ち遠しいですね。 ロウバイ。…

『園芸家12ヶ月』カレル・チャペック 小松太郎訳 中公文庫

最近の庭仕事 日毎に日が短くなってきましたね。最近では、お昼を過ぎるともう夕方が近づいているように感じられます。 日が傾いてくると、グラス類の穂が、西陽を受けて輝いていてキレイ!草花の紅葉、草紅葉(くさもみじ)も楽しみです。わたしは特に、黄…

『庭の時間』辰巳芳子 文化出版局(2009)

著者は料理家です。私はこの方を『いのちを養う 四季のスープ』(文化出版局・2009)という本で知りました。 この本で紹介されているスープのレシピは、ご家族の看護・介護の経験から生まれたそうです。材料の選び方や調理の仕方が丁寧に解説してあり、食材…